Wake up! Snow White! Your domain is in a crisis

 

 

 

Snow White and the Seven Dwarfs

 

 

Every day she would stand in front of her magic mirror and say:

“Mirror, mirror, on the wall, who is the fairest of them all ? ”

And the mirror would always answer:

“My lady queen, so proud, so tall, You are the fairest one of all ! ”

The years went by. One day, the queen asked her mirror:

“Mirror, mirror, on the wall, who is the fairest of them all? ”

The mirror answered.

“ My lady queen is fair, it’s true, But, LadyMoon is fairer far than you !”

 

 「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのは誰?」

「それは、村長夫人、あなた様です」

でも、ある時を機に、鏡は別の答えをするようになりました。

「鏡よ鏡よ鏡さん、この世で一番美しいのは誰?」

「村長夫人、あなたは美しい、でも、この世には、あなたよりもっと美しい者がおります」

「それは誰!!」

「それは、LadyMoonです」

 

この事を公にすべきかどうか迷った。我が領地を敬遠し、人が来なくなる可能性があるからだ。

だが、公にしないのは、原発事故の実態を公表しないのと同じこと。

事前に知っていれば、対策の打ちようがあるのだ。

 

スノーホワイトと同じ物語が、21世紀の今、くま大名領に存在し、継母で魔女の女王が、

権力を欲しいままにしている。この魔女の女王とは、楢本元村長夫人である。

気付いたのは、2013年秋のこと。 村長夫人は、その約10年前、母の編物の生徒だった。

母は40年以上もの間、編物教室を運営しており、技術で、文部大臣賞、読売新聞社賞を受賞した。

丁度私がアメリカから一時帰国していた2003年春、「まったくよくしゃべるわねえ」と母が

村長夫人に辟易していたのを覚えている。ものすごいおしゃべりで、話し出すと止まらないのだと。

くま大名家が檀家になっているお寺の住職も「村長夫人、僕の好みー」と本人にはそう言ったものの、

「あのひと、おしゃべりだからさー」と、やはり、辟易していたそうだ。そういった話を聞いても、

夫人は、ただ、おしゃべりなだけだと解釈していた。民生委員なのだから、常識はあるのだろうと。

 

私が村長夫人に初めて会ったのは、2011年夏、父とお墓の整備で領地を訪れた際、道で偶然、

村長夫妻に出くわした。村長夫人は、「くまだんごさんではないんですか?」と、編物の生徒の時、

父を見かけ顔を知っていたのだ。夫人は、「ねえ、嫌でしょ?嫌でしょ?なんで帰ってきたの?」と

突如私に声をかけてきた。「査証がきれたから帰ってきた」「帰りたい?」「帰りたい」

最後に村長夫人は私に「母親と顔が似ているわよ」と、言った後、

これからご主人と山へ行くので分かれた。

〝悪い人ではなさそうだけれど初対面なのにねえ″が、その時の夫人に対しての印象だった。

それ以来、村長夫妻に会ったことはない。

 

2013年11月、くまだんご創立140周年記念式典と祝賀会が行われた。

自然に恵まれた環境で学んでいるくまじろうの子供たち、くま大名家の孫たちを見てほしい、

これからも見守ってほしいというこれが最後になるかもしれない両親への親孝行と、そして何よりも、

小学校の先生になるのが夢だった父に楽しんでもらえれば、何も言うことはない。

午前中の式典には、私だけが参加し、「この小学校は武田松姫の金照庵を祖とする」という

八王子市教育委員会からのお話があった。その金照庵跡にくま大名は寺子屋を設立したのだ。

夕方から行われる祝賀会は、場所が変わり、私は父を連れて祝賀会会場へ赴いた。こんなに

大勢の方々が、くまだんごを今なお盛り立てて下さっているのだと、うれしい気持ちで一杯になった。

帰りのバスの時間があり最後迄居ることができず、席を立ち、父と下駄箱に行ったその瞬間だった。

どこからともなく村長夫人が現れ、「今、席を立ったから」「顔が似ているから」と言い、私にいきなり、

プライバシーの質問をした。このような場でこのような質問をされる筋合いも答える義務もない。

知らんぷりをして、さっさとその場を立ち去ろうとしたら、

これは決して、私の自尊心などからではない。誰しも絶対に尋ねられて嫌なことがある。

これを読んで下さっているあなたにだってあるはず。

それを女王は私に尋ねてきたのだ。こうゆうケースは、「聞かれて嫌なんだな」と解し、

質問を変えるはずである。にも関わらず

「ちょっと!!」「ちょっと、お嬢様!!」

さあ、答えろ、逃がすものか!!と、金切り声をあげながら、後を追いかけてきた。

これほど、驚いたことはない。

さあ!!このりんごを食べろ。 お前の息の根を止めてやる!!

毒りんごを食べさせようとしていた丁度その時、一人の先生が飛び出して来て

割り込んで下さったのです。私は、その先生の方を向いて

「助けて!」と、心の中で悲鳴を上げていた。にも関わらず、遮ったその下を、人ごみを

かき分けるかのように「ねえ!お嬢様!」と更に割り込んでこようとしたが、どうやら諦めたらしい。

「父上、早くして!!」早く退散しないと、毒りんごを口に突っ込まれてしまう。

父は、「まさか、あれがいるとは思わなかったな」と、ブっとした。

これは比喩ではない。先生が飛び出して下さらなかったら、髪の毛を掴まれ引きずり回された挙句、

心臓をえぐり取られていたかもしれないのだ。

しかも、きたない女! 父と私が、離れていた瞬間を見計らって、父にはごく普通の挨拶をし、私には、

とどめの一撃をくらわそうとしたのである。しかし、一部始終を目撃していた証人が存在する。

 

年が明け、2014年が始まった。母が、夫人から年賀状をもらい、また、教室に通いたいと言っている。

それを聞いたとたん、あの日の不愉快が甦り、今まで母には話していなかった

記念祝賀会での嫌がらせを伝え、母や夫人の性格を知る人に話を聞くに至った。

 

夫人は、くま大名の直系子孫家が、編物教室を運営していることを噂に聞き、入学してきたという。

 

″村長夫人は、自分の管轄と決めた所で、常に周囲からちやほやされ、一番でなければ気が済まず、

采配を奮い、自分の上を行く者行こうとする者、自分より目立つ者目立とうとする者、言う事を聞かない、

采配に入ってこない者に、嫌がらせをしたり容赦なく引きずり下ろしたりする″

編物教室で、夫人は、お昼は全員でお弁当を持参して輪を囲んで食べましょうよ、と決めたそうだ。

でも、外で食事をする生徒がいて、Y先生という中学校の女性校長先生だった。

気に入らなかったのだろう、Y先生は編物教室をやめてしまった。

一緒にお弁当を食べていた生徒たちも、夫人と気が合ったわけではない。社交で関わっていただけ。

村長夫人は、その中の生徒の娘を気に入り、自分の息子の嫁にとしかけたものの、その生徒は、

「あの人が姑だなんて冗談じゃない!」嘘をついてうまく娘を逃がしたそうだ。

村長夫人は、こうゆう性格だから、嫌われて友達もいない。

 

〝自分の管轄だった地に、村長夫人と、ちやほやされていた自分の上を行く存在が突如出現した。

それがLadyMoon白雪姫。世間はあなたに注目している。楢本村長家は、すでに血が途絶えている。

夫人最大のコンプレックスは、両養子であることなの。比較し、地域のトップ旧家・セレブの直系で、

頭も良い。村長夫人にとって実に目障りな存在だ。140周年を狙いわざと嫌がらせを仕掛けてきた。

あなたが言い返したり怒ったりキレたりしなかったのは偉い、やっていたら夫人の思うつぼだった″

そして、〝どうか気にしないでほしい、気にしたり傷ついたことが知れると、村長夫人は「やったーっ!」

で、飛びあがって悦ぶから。あなたが、キレなかったから、今頃、じだんだ踏んでくやしがっているわよ″

しかしながら信じられない酷い嫌がらせをされて、黙っている理由はない。

父が近くにいたから、父に楽しんでもらいたかったから、我慢したのだ。加えて、

創立者くまじろうを敬う為に出席した記念祝賀会を、村長夫人によって台無しにされたことを

この場を借りて公表しなければならない。

 

村長夫人は八王子市明神町出身、村長は、くま大名領のある名士の家に生まれ、

村長家の養子となった。父も私も名士だった村長の父を知っている。

名士とはいっても、くま大名家の苗字をまねしてつけた家でもある。

Diary9May2013で、マイクロバスの話をした。父はかつてその名士に、

バスに乗せてもらえないかと尋ねたことがあり、名士は「どうぞ利用して下さい」と、

心よくOKしたのだそうだ。なぜ、その息子は、かたくなに断るのか?

「魔女が村長をコントロールしているんですよ」

確かに、自分がコントロールする人数は制限したほうがやり易いだろう。

 

風の王国となった現在のくま大名領に、居住者はあまりいない。林業が衰退したからである。

しかし、落武者としてやってきて、苦労して王国を打ち立てたのだ。栄えて行ってほしい。

60歳を過ぎて里山に住みたい、関わりたいという人は、大勢いる。

有能な人材が関わることによって、栄えていくのに、魔女がそれを拒んでいるのだ。

 

2011年夏、前方から歩いてくる夫人を見て、″不快な生き物が接近してくる″だった。

場所にそぐわない派手な化粧で、チャィナドレスのブラウスで、虚栄心丸出しだったのだ。

目を見れば、どんな人間か解る。善人の目ではない。何かを企んでいる目なのだ。

 

それに、社会人としての常識が全くない。2011年夏にせよ、祝賀会の時にせよ、開口一番、

「先生、お元気ですか?」が、当たり前である。″先生″という言葉が一言も出てこなかった。

父と私は、夫人の子が、かつてお世話になった学校の創立者直系子孫だ。

いくらその子孫がうとましくても、嫌いでも、社交辞令というものがある。

もし、自分が逆の立場だったら、

「本日は楽しんで頂けましたか?またいらして下さいね。先生によろしくお伝えください」と言う。

 

領地に災いをもたらすこの汚物を、どうしたら除去できるのだろうか。

江戸時代であれば、記念祝賀会のあの時に、咽喉を突いて仕留めている。

武道で、相手の力を利用するというのがある。

突進してきた反動を利用し、簡単に喉の奥深くまで突き刺さすことができた。

領地を永久追放・遠島、魔女だから火刑が最適だ。魔女の証拠はある。

家の周りは蛇(マムシ)がうようよしているし、生徒だった時、バックの中に蛇を入れてきて、

生徒たちを驚かしたという証言がある。それに、草木染めを大変好んでいる。

魔女は毒薬を作る為に、薬草を集めるのである。東欧の吸血鬼伝承

 

父は、「王は私だ。なぜ、私のとどめを刺そうとしないのだ。」

 

ここで、気付くことがある。そもそも、地域の旧家の嫁として、頂点に立つのは私の母である。

つまり、ターゲットは、王妃である私の母だ。母の息の根を止め、自分が王妃となり、

老王をコントロールし、王国を掌握するつもりでいる。

掌握した後、父王の息の根を止めにかかるだろう。

 

さあ、仇を討つとよい、私に滅ぼされた軟弱な王の仇を。

 

その前に、邪魔なプリンセスを幽閉するか追い払おうとしている。

女王の最終目的は、王家を滅ぼすことにあるのだ。

 

そうはさせるものか!

 

140周年に、魔女の女王から毒りんごを突き付けられたのは、

〝領地を救え"という先祖から私へのメッセージと受け止めている。

 

くま大名王国を愛する人々と、鎧兜を身につけ、剣を手にし、

 

私は女王を滅ぼす、一緒に来る者はおるか!

 

最後に勝利するのは、私、無敵のLadyMoon、白雪姫です。

 

  

 

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