Catch the Omens
<地震雲>P011
The clouds by Magnetism and Lines of magnetic force
地震雲とは、地殻が割れている場所から上がってくる磁気と磁力線によって作られる
特殊な雲のこと。磁力線に雲の粒が巻き付き、地震雲の第一段階 "絹雲″が誕生する。
第二段階"飛行機雲″・・"絹雲″が震源地に引っぱられることで、横に細くなる
航跡のような雲。
第三段階"帯雲″・・"飛行機雲″が徐々に震源地に溜まり、集合した状態。
※"うろこ雲″・・危険度は帯雲と同じ、冷えて氷の結晶でできた絹雲が変化したもの。
磁気の強いのは危険。
そして、現れると、かなり短期間に地震の発生がある危険な雲が、
" 竜雲(竜巻雲)"・・・帯雲が磁気の性質で"ねじれ″を生じた雲。震源地上に出現する。
1995年1月9日 阪神淡路大震災の前、まさに、震源であった明石海峡上に出現した。
2011年3月5日 夕方 神奈川県川崎市で撮影されている。
? 熊のジョン・・・UFOにも見える雲。磁気が蓄積し、凝縮されて塊状になった
最も危険な地震雲。
<電気機器の異常現象>P070 GPS break down
地震の前に発生する電磁波と大気イオン
The electromagnetic wave and the ion
地殻にプレート運動などの圧力がかかると、それによって生じる亀裂が、地球深部の
高温物質を地表に導き、様々な前兆現象の原因を生みだしている。地殻の深い部分にある
流体ラドンには、放射性ガスも含まれており、ラドンは地殻に生じた亀裂から上昇し、
大気中でイオンに変化する。大気イオンは電気を帯びており、それが、電気機器に触れると
静電気が発生、機器が異常を示したり、故障したりすることが考えられる。
大地震の前に・・
・愛車のGPSがいかれてしまった。
・テレビのリモコンが作動しなくなった。電池を交換してもダメ。
・地震の前日(1月16日)、神戸市西区周辺で、複数の携帯電話が作動しなかった。
テレビ、ラジオ、ケータイにノイズが入るのは、岩盤に亀裂が入る時に発生する電磁波が
電波に混信することによるものと考えられている。基本的に、電波に関わる電気機器が
異常を起しているが、中には、冷蔵庫や換気扇の異常も、報告されている。
<厄災の天体?エレニン彗星>
Elenin (C/2010 X1), Earth and Sun in a series
彗星と惑星の直列配置が予知 P032
米国ニューメキシコ州・メイヒル近郊の天文台にある18インチ(45cm)の望遠鏡で
捕捉され、2010年暮れ、ウズベキスタンの2人の科学者によって確認された。そして、
2010年12月10日、レオニード・エレニン博士によって追認された直径3km
と小さいが、軌道周期が1万1690年もある長期タイプの彗星である。
アメリカ名門のコーネル大学。その学術論文専門の図書館にエレニン彗星に関する論文が
所属されており、インターネットアクセスするとダウンロードも可能。この論文のタイトルは
?M6を超える地震の原因としての惑星直列″で、執筆者は、旧ユーゴスラビア・ボスニア
出身のDr.メンサー・オマーバシッチである。論文では、「M6を超える大地震の発生には、
惑星の接近とエレニン彗星及び太陽系内の惑星の地球との直列が深く関わっており、
引力の影響でマントルに微振動が発生し、それにより、断層移動などの地殻変動が起こる。
それが原因で地震が発生する」と解説している。地震の発生に関わる惑星直列は、
エレニン彗星だけに限定されず、天王星以外のすべての惑星との直列が地震の発生に
関与していることも指摘、論文では、M6を超える地震の多くが地球と惑星が直列した
時期に起こっていることを証明している。
3 Planets in a series
NASAの1部門である"国立ジェット推進研究所"は、エレニン彗星の過去と現在そして
未来の軌道シュミレーションと、太陽系内すべての惑星の軌道も情報提供している。
ところで、米国のサイキックと称するある女性が、科学的裏付は、いっさい行っていないが、
エレニン彗星と地球と太陽の直列が、大地震の引金になるとの考えから、3月11日の
大地震を予告していたそうだ。
研究所の過去のシュミレーションでは、エレニン彗星が土星より内側に入り、太陽に
接近し始めてから2回、エレニン彗星・地球・太陽の直列が起きている。
1回目は、2010年2月27日・・M8・8のチリ地震。
2回目は、2011年3月11日・・東日本大地震発生の日である。
エレニン彗星の接近と巨大地震発生の因果関係は、「彗星が太陽に最接近すると
太陽バースト(太陽の電波が一時的に強度を増す現象)が起き、その磁気エネルギーが
地球内部にとりこまれ、地震をひきおこす"という推測がなされている。
<動植物が予知する大地震> P040
Unusual behaviors by Animals
動 物
動物には、地震を予知する不思議な力がある。阪神淡路大震災の際に寄せられた
前兆現象の証言、その約半数を占めているのが、動物によるものだった。動物は
いかにして、地震の前兆を感じ取れるのだろうか?「地震の前に起こる電磁波や
水位の変化、音やにおいなど、複合的な物理化学現象を、五感で察知して、
普段とは違う行動に出ると考えられている。」
電磁波に非常に敏感な動物は、ゾウ・イルカ・クジラだ。
2011年3月4日、茨城県の下津海岸に52頭ものゴンドウクジラが打ち上げられていた。
そして、3月11日の朝8時から9時頃、茨城県日立市の動物園で、2頭のアジアゾウが
低いうねり声をあげていたという。ゾウ・イルカ・クジラは、低周波でコミュニケーションを
とっており、地震の前兆で生じる電磁波によって、狂わされるからだという。
しかし、ゾウやイルカは身近にはいない。そこで、注目すべきは人間と一緒に暮らしている
友達・犬と猫だ。犬猫のすぐれている点は、震度5以上の大きな地震にしか反応せず、
発生するちょうど3〜4時間前に反応するという点である。つまり、避難することを考えると
ちょうど良い時間なのだ。
Dogs and Cats react 3 hours before
地震だけではない、あの米国同時多発テロの日も、ワールドトレートセンター最上階に
近い階で仕事をしていた盲目の主人を、危険を感じ取った盲導犬が、非常階段を誘導し、
主を救ったという美談も存在している。
「動物に共通しているのは、大地震の前兆を感じ取ると?いつもと違う行動に出る″
ということだ。普段から目をかけておくと、異変に気付きやすい。あとは、過保護に
飼育しないことも大切。」 身近な動物に目を向けよう。
植 物 Abnormal Phenomena by Plants
季節外れの花が咲き乱れたり、狂い咲いたり、水をあげても枯れてしまったり、
植物も外界の変化に敏感で、大地震の前におこる物理的・化学的・電位的変化を
感じ取ることができる。特に、地中深く根を張るネムの木は、半径400Km以内で
発生するM7前後の地震を1〜2日前に、88%の確率で予知しているそうだ。
ref. 地震は予知できるか