The mysterious UBO(unidentified brilliant object)

 

 

Once upon a time, in the long time ago Mt.Fuji's volcano was active,

UBO (unidentified brilliant object) landed on my land.

 

〜昔、むかし、その昔、富士山が活火山で火を噴いていた時代、

くま大名王国に、UBO(未確認ブリリアントカット物体)が上陸した。〜

 

くま大名家に代々伝えられているミステリーである。

これには、UFOが、くま大名王国に飛来したという説、ブリリアントカットのダイアモンドが

富士山の噴火と同時に落下したという説、菱形を英語でDiamondShapeといい、

武田家の家紋は菱形である。武田の落武者が上陸した、

武田信玄公の御息女が訪れたことに起因するという説、・・・諸説あるが

二つの説は既にお話ししたので、今回は、ダイアモンド説についてご案内したい。

 

ダイアモンドの成分は、石炭や黒鉛と同じ炭素で出来ている。しかし、石炭や黒鉛が

地表付近でつくられるのに対し、 ダイアモンドの結晶は地下100キロメートルよりも深い

超高圧・高温の条件の中で、ゆっくりと時間をかけて生成される。従って地中深くには、

ダイアモンドがたくさんあるのだ。地下深くに出来たダイアモンドの結晶は、長い時を経て

地表に出てくると、途中で黒鉛に変化してしまう。宝石として価値の高いダイアモンドとなれば、

マグマの噴火とともに、地下から地表へと、一気に噴き上げられるという条件下でなければ、

生成されない。そうしたケースは非常に稀だとされている。・・・だが、

・・・むかし、むかし、その昔のアフリカ大陸、約1億8千万年前の昔、南半球にあったとされる

ゴンドワナ大陸が分裂し、アフリカ・オーストラリア・インド・南極・南アフリカになった。さらに、

一億年ほど前には、アフリカ大陸で地下変動が起き、地下がひび割れ、圧力の急激な減少と共に、

地下物質が地表へと、一気に噴き上げられた。その物質は、ダイアモンドを含んだパイプ状の

青黒い火成岩・キンバレー岩で、ダイアモンドがダイアモンドのまま地表へ出られた稀なケースを

演出したわけである。アフリカ大陸にはこのキンバレー岩が多く埋蔵しているため、現在も

ダイアモンドが豊富に採れるのだ。

 

Diamonds are Forever

 

"日本で、ダイアモンドは採れない"は、地質学上の常識とされている。産出可能な地域は、

アフリカ南部・北アメリカ・シベリアなど10億年以上前に出来た古い大陸であり、日本のように

地質の新しい場所では生成不可と考えられてきた。しかし、2007年9月、名古屋大学のDr.水上が、

愛媛県の四国山地で天然ダイヤを発見。大きさは、1000分の1ミリほどで、顕微鏡を使っても

結晶は見えないことから、マイクロ・ダイアモンドと呼ばれる。

このダイアモンドに商業的な価値はないが、"日本に天然ダイヤはない"という定説を覆す

きわめて重要な発見だった。このことから、地下深くで生成されていたダイアモンドが、

富士山の噴火で地表に押し出され、くま大名王国に、落下したという説は、成り立つといえよう。

 

 

だが、素敵なダイアモンドではあるが、現在、シェラレオネやコンゴの内戦が、

なかなか終結しないのは、武装勢力がダイアモンドを資金源としているからだといわれている。

 

ブリリアントカット物体が何であったのか、未だ、よくわかっていない。しかし、

UBOの飛来が、くま大名王国に富と繁栄をもたらしたのは確かなのである。

 

The UBO landed in the Heian period (AD794〜1185) brought wealth and prosperity.

 

 

Ref. 世界の資源いま何が起きている? 

What's going on The natural resources of the world