I got up in the morning and opened the window. I felt blue because・・・ひどい雨だからだ。
10月30日朝、この日関東地方には台風が接近しており、あす自分は“嵐の森ガール”
になることは間違いないだろう。新宿西口ヨドバシカメラ前から長野行高速バスに乗る。
東京都内は混雑したが、高速に入った時からスムーズに走り始めた。途中、
横川サービスエリアで休憩をとる。峠の釜めしは900円。お腹はすかない。パンと飲み物で
バスに戻る。運転手さんが、「雨が味方し、時間通りです。天気がいいと、行楽シーズン
なので、1時間遅れでしょう」。横川を過ぎた頃から雨がやみ、長野市に入り、風の吹く
曇り空へと変わった。バスは、川中島の停留所に停車、1人が下車した。ここは、戦国時代、
我らが武田軍と上杉軍が激戦を繰り広げた地である。今、手元に“八王子千人同心史”
というものがある。それは、永禄4年(1561)原胤歳二十人衆と共に、川中島の戦で
上杉謙信を追い払う・・で、始まっている。長野駅で下車。雨はやんでいるが風が冷たい。
1998年冬季五輪の名残がある。この長野駅から信越本線で、黒姫へ向かう。
黒姫までの所要時間は30分だが、1時間に1本しかないので、乗り遅れに注意。ところで、
列車内で気ずいたことがある。この信越本線、終点は直江津でその1つ手前は、春日山だ。
つまり、自分は、上杉軍の拠点に接近しているのではないか!!上杉軍に挑んでいる気
もしたが、今回は決戦にきたわけではない。“森ガール”をやりにきたのだ。
黒姫駅に到着。雲のきれ目から晴れ間がのぞいていた。宿のひとが、バンで迎えにきてくれた。
お世話になった宿は、四季の詩 お料理が、季節のものを取り入れて、体にやさしい。お風呂も、
一人ずつで、貸切だ。落ち着いて過ごせる。ただし、館内に自販機はないので、冷たい飲み物は
途中購入して持ち込む。環境が良いせいか、早く寝てしまった。翌朝、窓を開けると曇り空。
ひどい雨でなくて、ほっとした。朝食のパンが、焼き立てでおいしかった。
黒姫童話館に足が向いた。紅葉はいまいちだが、空気がすがすがしい。
童話館につくと青空がみえた。広々とした山の景色に囲まれ、ふと
自分がおとぎの国にいるような気がした。
宿に戻り、バンで、アファンの森に向かう。カリスマ林業家・Mr.松木の案内で、森にはいる。
Mr.松木は、「いろいろ質問してほしい。そうすることで発散され、自然が、
ストレスを吸収してくれる」。もっと木や植物の名を勉強しておけばよかったと思った。
知らないと聞くに聞けない。子供たちが遊ぶ枝があった。フクロウの巣が高いところにある。
夜、子グマがやってきて、太い幹に寄りかかっていたようだ。ニコル氏が、子供たちに
お話をする小屋があった。目を閉じると風の囁きが聞こえてきそうだ。ケルトの妖精たちに
会えるかもしれない。
おでんとナメコ汁を食べた。自然の中で味わうのは格別である。森はCO2ばかりでなく、
ストレスをも吸収してくれる。愛情をもって手入れをすることにより、生き物と共存でき、
心豊かに過ごせるよう森は、わたしたちに答えてくれるのだと、このたび、実感した。